つつみやすゆき 泰之

ブログ記事blog

新しい政治家を

2018.05.12
ブログ

不動産のお仕事を通して、これまで人生の様々な場面に立ち会って参りました。晴れて学校を卒業し県外へ出ていく若者、就職や結婚、子育てを機に新しい住居を求める人々、そして亡くなったご両親を見送った後、生まれ育ったご自宅を処分され、地価と教育費の高い街で子育てをしているお客様。そういった方が相続した不動産を熊本の人間が購入し35年ローンで家を建てる。熊本県民が働いて得たお金が都市部に流出するパターンが増えています。これまでは地方で育てた人間が都心へ出ていき、効率的に労働することで日本は発展してきました。しかし、長時間の通勤と労働と生活物価の高騰を放置したことによって、都心部は結婚、子育てを営むことが困難な場所となり、地方は産業の空洞化を埋め切れずに、これ以上都心部に労働力を供給することも、また高齢化する地元を支える人材を確保することも困難になっています。その結果を招いたのは少なからずこれまでの政治と、その政治家を選んだ有権者の責任です。もうそろそろ新しい政治家を選ばなければなりません。